
東海道新幹線「のぞみ」で、リモートワーク向けS Work車両が導入されます。
S Work車両導入を受けて、子連れ客がのぞみを利用するにあたって注意すべきことができたのでレポートします!

新幹線に乗る予定の子連れは知っておくと安心です!
東海道新幹線「のぞみ」S Work車両とは


S Work車両とは東海道新幹線「のぞみ」に導入されるテレワーク向けの車両です。
どんな車両かというと…
- パソコン画面ののぞき見防止の簡易ついたてやUSB充電器、小型マウスなどが無料で貸し出し可能
- 従来の車内Wi-Fiより通信容量を2倍、利用時間の制限をなしの「S Wi-Fi for Biz」というWi-Fiサービスの提供
- 車内で携帯通話やウェブ会議が可能



S Work車両にはビジネス客が多数乗り込むことが予想されます。
東海道新幹線「のぞみ」S Work車両導入で子連れは座席選びに注意


東海道新幹線「のぞみ」すべてにS Work車両導入されることを受けて、子連れは座席選びに注意が必要です。
ビジネス客も子連れ客も気持ちよく新幹線に乗車できるように、事前に注意事項を確認しておきましょう。
子連れはS Work車両の7号車を避けるべき
東海道新幹線「のぞみ」の7号車は S Work車両なので、言わずもがな子連れは避けるべき車両です。



間違って予約したら大変!
ただ、7号車のS Work車両はEXサービス専用商品で、エクスプレス予約またはスマートEX会員のみ利用できる車両です。
そのため、駅の窓口や券売機で、 東海道新幹線「のぞみ」S Work車両の指定券を買うことはできません。
しかし旅行会社経由の予約や台風等のイレギュラー時に何かの手違いで、子連れの座席が7号車になってしまう可能性も。
また、S Work車両導入後すぐは予約システムの混乱もあるかもしれません。
子連れは念のため、自分の席が7号車でないか確認したほうが良さそうです。
8号車も注意!7号車と8号車の間にはビジネスブースあり


S Work車両の7号車以外にも、子連れは8号車も避けたほうが良さそうです。
なぜなら、7号車と8号車の間にビジネスブースができるからです。
7号車と8号車の間のビジネスブースとは
7号車と8号車の間にビジネスブースの特徴は以下の通りです!
- 2022年4月以降、N700S車両で「ビジネスブース」を試験的に導入
- 7号車と8号車の間にある喫煙ルームを改造して新設
- 東海道・山陽新幹線(16両編成)では、7号車8号車間の喫煙ルームを廃止予定
- ビジネスブースは、打ち合わせなどの目的で利用することが可能
もともと7号車と8号車の間には喫煙ルームがあったのですが、それがビジネスブースに変わります。
子連れとしては喫煙ルームがなくなったことは少し嬉しいポイントです。



愛煙家のパパ、ママすみません…!
喫煙ルームから少したばこの煙が漏れ出していて、7、8号車間のトイレは子連れとしては使いづらかったです。
ただ、喫煙ルームが変わったといっても今度はビジネスブースです。


気分転換に車両間のデッキに子どもを連れ出だしたり、トイレにこまめに行ったりと、デッキへの移動が多い子連れ。
7、8号車間はビジネスブースがあるので、なかなかデッキに出にくい可能性があります。



会議している側、子どもをあやしている側、お互いに気を使いそうですね…。
できれば子連れは7号車に加えて、8号車の座席も避けたほうがよさそうです。
まとめ
今までの内容をおさらいします。
- 東海道新幹線のぞみ7号車にリモートワーク用S Work車両導入される
- 7号車、8号車間の喫煙ルームがビジネスブースに
- 子連れは7号車、8号車の座席指定は避けるべき
リモートワーク用S Work車両導入で、新幹線内でビジネス客と子連れ客のすみわけが進み、お互い気持ちよく乗車できそうです。
子連れは東海道新幹線「のぞみ」のS Work車両の存在を知ったうえで、座席指定するようにしたいですね。