さるびあ丸に乗るにあたって、船内の設備が気になりますよね。
今回は式根島旅行で利用した東海汽船の3代目さるびあ丸の船内を女性目線でレポートします。
事前に設備を知っておくと、より快適に過ごせるはず!
3代目さるびあ丸船内のレストラン、シャワーとドライヤー、ベビールーム、お湯調達方法などなどお伝えしていきます!
合わせて、それぞれの客室についても紹介します!
そもそも東海汽船・さるびあ丸とは
さるびあ丸とは、東海汽船が運航する大型客船です。
主に東京から大島・利島・新島・式根島・神津島の航路に使われています。
今使われているさるびあ丸は3代目で、2020年に就航しました。
客室は特等室、特1等室、1等室、特2等室、2等和室、2等椅子席と分かれています。
1等室以下は相部屋のような感じです。
船内にはレストランもあって、メニューも豊富。
3代目さるびあ丸はのんびりと船旅を楽しめる設備が充実しています。
東海汽船・3代目さるびあ丸の船内設備を紹介
早速、さるびあ丸の船内で撮った写真を交えながら、3代目さるびあ丸の設備を紹介します。
船旅初心者なので、「こんなものも船の中にあるのか!」と驚きの連続でした。
東海汽船・3代目さるびあ丸はエレベーターつき
3代目さるびあ丸はなんとエレベーターつきです。
3階から6階までエレベーターで移動できます。
客室が下層階だと6階のデッキやレストランに行くのに階段の上り下りが大変ですが、エレベーターがあるのでらくらく。
車いすやベビーカーユーザーに優しいつくりです。
東海汽船・3代目さるびあ丸のシャワー室とドライヤー
さるびあ丸のシャワー室は男女分かれています。
シャワー室はそれぞれ3個室ありました。
シャワーの個室にそれぞれに脱衣スペースがあります。
3代目さるびあ丸のシャワー室のシャワーは、3分100円です。
女性だと3分で終わらせるのは厳しいので200円以上はかかってきそう。
このタイプのシャワーを何度か使用したことがありますが、3分ずっとシャワーが出っぱなしではないんです。
硬貨を入れるとランプが点灯して、スイッチを押すとシャワーが出ます。
もう一度押すとシャワーが止まってカウントダウンもストップする仕組みです。
そして!このタイプのシャワー利用の注意としては2点。
- シャワーを5分以上停止すると残時間が無効になるということ!
- 投入した硬貨は戻ってこないこと!
私はこれを知らず、硬貨投入後5分以上止めて「さあシャワーを浴びるぞ!」となった時に無効となってシャワーがでなくなったことがあるので注意です…。
まとめて硬貨を入れるのではなくシャワーが止まってから再度硬貨を投入するのがおすすめです。
3代目さるびあ丸にはドライヤーがあります。
ドライヤーは、シャワー室を出たところに3台設置されていました。
男性のシャワー室にも同じように3台設置されているようです。
気になる3代目さるびあ丸のドライヤーの風量ですが、弱めです。
電圧の関係で強力なドライヤーが置けないのかなと察します…。
ロングヘアだと乾かすのが大変。
夜便であれば、お家でお風呂に入ってきて乗り込むのがいいかもしれません。
東海汽船・3代目さるびあ丸のレストラン
3代目さるびあ丸の6階には「ミルキーウェイ」というレストランがあります。
券売機スタイルのカジュアルなレストランです。
今回さるびあ丸船内のレストランは利用はしませんでしたが、メニューはかなり豊富でした。
丼もの、麺類、おつまみ、アルコール、ジュース等々そろっています。
いくつかレストランのメニューを抜粋すると、
- 島海苔塩ラーメン 1000円
- 豚の角煮丼 1300円
- きつねうどん 700円
- 明日葉カレー 1000円
- フライドポテト 500円
- からあげ 700円
- 海苔茶漬け 400円
- バナナジュース 500円
- ウーロン茶 400円
- 小笠原パッションチューハイ 600円
- 生ビール 600円
(※メニューや値段に変動あり)
子供も食べられそうなメニューもありました!
地上に比べると少々高めな値段設定ですが、船のレストランで食べる経験は貴重ですよね。
明日葉や島海苔を使ったご当地メニューもあります!
さるびあ丸船内のレストランは常にオープンしているわけではなく、営業時間は決まっています。
レストランの利用を考えている方はさるびあ丸に乗り込んだら営業時間を確認するのがおすすめです。
東海汽船・3代目さるびあ丸のデッキ
3代目さるびあ丸はデッキに出られます。
あいにくの天気でしたが、屋根つきなので問題なしです。
デッキではレジャーシート敷いて、くつろいでいる方も。
今度乗るときはレジャーシート持ってこようと思いました!
風を感じながら、夜景を楽しめます。
レインボーブリッジ、綺麗でしたよ。
東海汽船・3代目さるびあ丸のベビールーム
3代目さるびあ丸にはベビールームがあります。
ベビールーム内の設備は以下の通り。
- 授乳スペース(2ヶ所)
- おむつ交換台
- 水道
- ハンドソープ
- 湯沸かしケトル
授乳スペースが確保されているので赤ちゃん連れも安心ですね。
湯沸かしケトルがあるので、ここでミルクを調乳することができます。
ちなみに、さるびあ丸の共用スペースに給湯器があり、そこでお湯を調達することもできます。
東海汽船・3代目さるびあ丸の客室を紹介
次に、3代目さるびあ丸の客室をご紹介します。
今回は特等室を利用しましたが、下船前に他の部屋の様子も見れたので紹介します。
東海汽船・3代目さるびあ丸の特等・特1等スペース
特等室・特1等室の乗船券がなければ、こちらの通路は通れません。
今回は奮発して特等室利用なので、入ってみます。
扉がずらっと並び、ホテルの通路のようです。
東海汽船・3代目さるびあ丸の特等室
特等室の中はこんな感じです。
ホテルの1室のような完全プライベート空間です。
中にシャワー室、トイレがあります。
部屋内のシャワーは、さるびあ丸共用スペースのシャワー室と違って無料で使えます。
さるびあ丸の特等室レポートに関しては別記事に詳しくまとめているのでよかったら見てみてください。
東海汽船・3代目さるびあ丸の特1等室
こちらは特1等の部屋です。
2段ベッドが2台あります。
広々していますが、混雑時には相部屋になる可能性もあるそう。
中にトイレとシャワー室があります。
こちらも特等室と同様無料でシャワーが使えます。
東海汽船・3代目さるびあ丸の特2等室
特2等の部屋です。
カーテンで区切られます。
子供との添い寝は厳しそうですね。
自分が上で、下に他の方が寝ていたら少し気を使いそう…。
東海汽船・3代目さるびあ丸の2等椅子席
2等椅子席です。
パソコンで作業したり、本を読んだりして過ごすには快適そうな椅子席。
リクライニングはフルフラットには出来ないので、夜便であればごろんと寝られる部屋のほうがいいかもしれません。
東海汽船・3代目さるびあ丸の2等和室
2等和室です。
頭部分には仕切りありです。
横になって寝れるのはいいですね。
鍵付きの貴重品入れもあります。
1等室は写真撮れず…。
つくりは2等和室と似たような感じですが、全席マットレスとコンセントつきです。
東海汽船・3代目さるびあ丸船内レポートまとめ
今回は東海汽船の3代目さるびあ丸の船内設備について紹介しました。
船内はバリアフリー化が進んでいて、赤ちゃんから高齢者まで快適に過ごせる工夫がたくさんでした!
レストランのメニューは豊富で、小さな子供も食べられるメニューも。
ベビールームつきなのも子連れとしてはありがたいですね!
東海汽船のさるびあ丸の利用を考えている方の参考になれば嬉しいです。