「泣き止まなくて、他の人に迷惑をかけたらどうしよう…」
赤ちゃんとのはじめての飛行機って、緊張しますよね。
CAだった私も赤ちゃんとの初飛行機はドキドキでした。
今回は、生後3ヶ月の息子と飛行機に乗った際に役立った「赤ちゃん向け耳抜き対策」をまとめました。
赤ちゃんが快適に飛行機で過ごすためには耳抜きのタイミングが重要です!
合わせて、飛行機内で赤ちゃんの耳抜きをスムーズにおこなうための事前準備についてもチェックしてみてください!
旅の情報
- 3人家族旅行(パパ、ママ、息子)
- 息子はじめての飛行機(生後3ヶ月の赤ちゃん)
- 飛行時間は約2時間。(伊丹空港~奄美空港)
赤ちゃんとの飛行機は耳抜きが大切なワケ
赤ちゃんが快適に飛行機に乗るためには、「耳抜き」を手伝ってあげることが大切です。
離陸後や着陸前、耳に違和感を感じたことはありませんか。
赤ちゃんの耳も同じ事が起こっています。
大人だとあくびをしたり、唾を飲み込んだりして耳抜きが出来ますが、赤ちゃんはなかなか出来ません。
鼻づまりがあったり、風邪気味だったりすると、余計耳がつらいです。
静かな飛行機で、耳が不快で泣いてしまう我が子…。
「どうしよう!」と焦っているパパ、ママをCA時代にもよく見ました。
でも、赤ちゃんの耳抜きは授乳やミルクで助けてあげることができます!
赤ちゃんと飛行機に乗る際は「耳抜き」を手伝えるように事前に準備しておきましょう。
赤ちゃん向け飛行機での耳抜き対策!タイミングとコツ
飛行機での赤ちゃんの耳抜きは、タイミングがなにより大切です。
以下の2点は赤ちゃんの耳抜きをスムーズに行うために知っておくと安心です。
- 授乳、ミルクは飛行機に乗る前や離陸する前にあげない
- 赤ちゃんは飛行機が着陸する前にも再び耳抜きが必要
赤ちゃんの耳抜きにはコツがあるのでこれから詳しく解説します!飛行機に乗る前にぜひチェックしてみてください!
授乳、ミルクは飛行機に乗る前や離陸する前にあげない
授乳やミルクを済ませてさあ飛行機へ!
と行きたいところですが、これはおすすめできません。
なぜなら、耳抜きをするためには飛行機の離陸時に赤ちゃんにミルクを飲ませた方がいいからです。
もし飛行機に乗る前にミルクを飲ませていると、この時点でお腹いっぱいで飲んでくれない事も。
うちの場合、3時間間隔の授乳だったので、その前の授乳は飛行機出発時刻の2時間半前に済ませました。
そうは言っても、赤ちゃんとの旅行ってうまいこといかないことばかり。笑
飛行機に乗る直前にずぐってしまい、やむを得ずミルクを飲ませることもありますよね。
その時も、離陸時に飛行機内で耳抜きのため赤ちゃんにミルクを飲ませることを念頭に入れて、あまり満腹にさせない事が大事です。
耳抜きで赤ちゃんにミルクをあげるタイミングとしては、飛行機が離陸してから1、2分後。
離陸時は赤ちゃんも轟音と機体の揺れで気が少し紛れています。
離陸直前から飲ませる派の方もいると思いますが、「飛行機に乗っている!!」という事を実感するこのタイミングの赤ちゃんの反応もぜひ見てほしいです。
うまくいくと、この離陸後の耳抜き授乳で赤ちゃんが寝てくれる事も。
赤ちゃんもママパパもリラックスして飛行機に乗れますね。
赤ちゃんは飛行機が着陸する前にも再び耳抜きが必要
なんとか耐えた…!もうすぐ到着!
でも、まだ油断禁物!
敏感な赤ちゃんは飛行機が着陸する前も再び耳抜きが必要です!
飛行機が高度を下ろすと離陸時同様に赤ちゃんの耳には圧力がかかります。
寝ていたとしても耳が不快で起きる赤ちゃん、多いです!
なので、着陸前にもぐずればすぐミルクをあげられる状況を作る事をおすすめします。
だいたい着陸の30分前くらいから飛行機の高度はぐっと低くなります。
私はいつもミルクは着陸15分前くらいにあげてます。
CAさんが着陸前に見回りに来るのですが、そのタイミングです。
着陸態勢に入るとみんな席についていて、飛行機内はとても静か。
この静寂な時間は母にとって、長く感じます…。
あまりはやくにミルクを終えてしまうと静かな飛行機内で赤ちゃんがぐずってしまう可能性も。
そのため、飛行機内で耳抜き対策として赤ちゃんにミルクをあげるタイミングは着陸前の15分前くらいがちょうどいいのではと思っています。
着陸前に座席周りを整えるのを忘れずに!
上空では足元に多少荷物を広げていても大丈夫ですが、着陸態勢に入る前には安全上きちんと収納しないといけません。
CAさんの着陸前のチェックであたふたしないように、離陸時同様に、授乳服は手元に、ミルクは座席ポケットに入れて早めに座席まわりを整えたいところです。
トートバッグはしっかり口を閉めていないと、着陸の衝撃で中の荷物が散乱することもあるので注意です!
赤ちゃん向け飛行機での耳抜き対策!事前準備
飛行機内で赤ちゃんの耳抜きをスムーズに行うため、飛行機に乗り込んだ際に行う準備は以下の通りです。
- 飛行機に乗り込んだら、母乳の方は授乳服を手元に。
- ミルクの方はミルクを作って座席ポケットにセッティングしておく。
- 間違ってもこれらを上の荷物入れに収納しないようにする。
座席によっては足元に荷物を置けない座席もあります。
CAさんが気を利かせて、上の物入れに荷物を入れてくれる可能性もありますが焦る事のないように。
何より赤ちゃんの耳抜きに大事なミルクと授乳服は、コンパクトにまとめて座席ポケットや手元で持つことをおすすめします。
すぽっとかぶれるポンチョタイプの授乳服はかさばらないし、横から胸が見える事もないのでおすすめです。
100ml以上の水分もミルク用なら機内持ち込みできる!
ミルクのお湯、お水に関してですが、国際線国内線共に赤ちゃんのミルク用だという事を保安検査場で伝えると、検査後飛行機に持ち込む事が可能です。
飛行機でCAさんにお湯を頼めば持ってきてくれるのですが、忙しそうな中頼むのも気がひけるし、忘れられたら困るので、必ず自分でお湯とお水は飛行機に持ち込んでいます。
ミルクも頼んだら作ってもらえるけど、自分好みの温度に仕上げてもらうのは難しかったり。
お湯は家で沸かして魔法瓶に入れてます。
全く冷めないし、軽いし、これはおすすめです。
水はクリスタルガイザーの500mlペットボトルを持って行ってます。
赤ちゃん向け飛行機での耳抜き対策まとめ
今までの内容をおさらいします。
- 飛行機での赤ちゃんの耳抜きは授乳やミルクで助けてあげられる
- 赤ちゃんの耳抜きのタイミングは離陸時、着陸前
- 授乳服やミルクのグッズはコンパクトにまとめて手元に
- お湯や水は100ml以上でも、ミルク用なら保安検査後、機内持ち込み可
今回は、赤ちゃんと飛行機に乗るなら知っておきたい耳抜き対策についてまとめました。
はじめて赤ちゃんと飛行機に乗るパパやママは「飛行機で大声で泣いてしまったらどうしよう…」と心配ですよね。
でもしっかり対策することで、赤ちゃんの耳抜きは助けてあげられますよ。
息子は生後3ヶ月だった時が飛行機デビューでしたが、この赤ちゃん向け耳抜き対策がうまくいったので、それ以降もこのやり方で耳抜きをしています。
参考になれば嬉しいです!
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